#28 『親』って何する人?
こんにちは!
子育ては大変だけど毎日楽しくて幸せ!!
こう思えるお母さんやお父さんを一人でも増やしたい夢をもち、子育てに向き合う日々を応援できるようなサイトを作りたい ”ゆでたまご” と申します。
『ゆでたま奮闘記』を見にきて下さり、ありがとうございます!
タイトルに何を今更…と思った方もいるかもしれません。
子育てって誰でも自然とできるようになる、と思われがち。
小学校、中学校、高校、大学…こんなに勉強する時代があったけど、、
「親のなりかた」は教えてもらってない。
・「 親って何すればいいの? 」
・「 子どもの問題行動…親はどうしたらいい? 」
こんなお悩みのヒントであったり、子育ての心構え的なお話です。
さっくり自己紹介
私 ”ゆでたまご” は3人の子育てをしている専業主婦です。
小学4年生の男の子と1年生の女の子、2歳のお母さんです。
以前は保育士として先生をしていました。
専業主婦となり今年で10年目。
保育士として、3人のママとして知識や経験を交えた子育てのお話などをしています。
2歳とハマっている遊びはにらめっこ。全力の変顔で笑わせますw
「 親 」って何するの?
出産を機に2人だった家に赤ちゃんが加わり3人家族に。
「親」になり、この家でこの赤ちゃんと旦那さんとの生活が始まる。
長男を授かり、出産し里帰りから帰ってきた時の事は今でもよく覚えています。
2人め、3人めの時も期待で幸せでいっぱいでした。
そして同時に不安もありました。
「親としてこの子を育てられるかな…」
保育士としての経験と知識はありました。
でも、少し”成長”に見通しが立てられていただけ。
『 まず「親」って何すればいいの? 』
ここがわからなかったから、漠然とした不安がずっっとあったのだと思います。
親の役割は2つ
「 親 」といえば「 ママとパパ 」ですね。
”ママだからこの役割” ”パパだからこの役割” という分担の話ではありません。
パパでもママ的な、ママでもパパ的な、ひとり親でも、里親さんでもこの役割を果たすことができます。
ママ的な役割
すごく簡単に言うと、
「 生きているだけで十分。ありのままでいていいんだよ 」と、
子どもが感じられるよう接することが ”ママ的な役割” です。
イメージしてくださいね。
ふにゃふにゃ小さな赤ちゃんのお子さんを、抱っこしてみて下さい。
ふえ―っと泣きそうになる赤ちゃんにどんな言葉をかけますか?
「よしよし、大丈夫だよ、ママ(パパ)がいるからね、大丈夫」
「お腹空いたかな?ミルクあげようね」
こんな言葉をかけませんか?
そのままでいいよ、ママ(パパ)がいるからね。大丈夫だよ。
「 ありのままのあなたが大好きだよ 」
こんなメッセージを子どもに伝えています。
赤ちゃんに限らず、1才2才3才4才5才6才~10才~15才~…
”子ども” と呼ばれるすべての年齢でこのメッセージを ”伝え続けること”。
これが ”ママ的な役割” です。
そして、そのメッセージをお子さんが ”受けとり続けること”
お子さんが ”自覚” していることが大切になります。
パパ的な役割
こちらを簡単に言うと「しつけ」の意味合いになります。
・外から帰ったら手を洗いましょう
・友だちと仲良くしましょう
・5時に家に帰りましょう
・勉強や運動をしましょう などなど。
社会やご家庭のルールを知ってもらい、身につけてもらう事。
これが ”パパ的な役割” になります。
子どもを育てる”2ステップ”
ステップ① ”根っこ”
子どもが大人になった姿を「 花 」に例えましょう。
花を咲かせたいと思ったらまず何をしますか?
土を買ってきて肥料と混ぜて種をまきますね。
根が育ち、芽がでます。
強い根を育てること。
これが ”ママ的な役割”
ステップ ① です。
ステップ② ”茎と葉”
ステップ ① が整って初めて ステップ ②「しつけ」が成立します。
根が強くならないと、茎が伸びてもヒョロヒョロかもしれません。
少しの風で折れてしまうかも。
葉が付いたとしても、枯れかけの葉であったりいびつな形の葉かもしれません。
たくましい根が育ち、茎や葉が育つように、
「 子ども 」も ”ありのままでいい” 自覚があり、満たされた状態になってから ”しつけ” が育っていくものなのです。
花を咲かせるには…
子育ての流れはこう。
『 ありのままの自分で良いと伝え続ける 』
↓↓
『 社会的、家庭ごとのルールを教える 』
花を咲かせるには「しつけ」も、大切です。
でもまずは、「ありのままで良い」と言葉や行動で伝え続けること。
これが最初のステップになります。
子育ては伝え続けること
「子育て」=「しつけ」のイメージが世間では強いように感じます。
以前の私も子育て出来ているつもりでした。
でも気づけば、「しつけ」ばかり一生懸命になっていました。
”ありのままのあなたでいい” と心身共に安心が足りないと、「○○して!」と社会や家庭の約束を伝えても伝わりません。
・繰り返し繰り返し言っても聞いてくれない…
・もう何度頭を下げればいいのだろう…
・また同じこと繰り返してる…
・前までできてたのにどうして…?
こんなお悩み抱えていませんか?
「○○してほしいのにうまくいかない」
このような気になる姿が見られるようになったらまずは…
「根っこが弱くなってきたのかな…?」
と疑ってみて下さい。
その子の性格であったり気質によって伝わり方の問題であるかもしれません。
成長の過程の一時的な事かも。
でも、大きな解決策の一つとして試しに
”根っこ” に立ち返ってみて下さい。
ご自分とお子さんとの関係を振り返ってみて下さい。
・お子さんと1対1の時間をとっていますか?
・笑顔で顔を見ながらお話しが出来ていますか?
・ギュッと抱きしめていますか?
・言葉で「大好き」「あなたがいて幸せ」と伝えていますか?
もし「あれ…そういえば最近してないな、少なかったかも…」
そう思ったのであれば、お子さんとの時間を作ってみてください。
5分でもいいです。
まずは3日だけでも。
できれば大人になるまで。
根っこが安定すれば自然と茎や葉も元気になります。
大人になり、その子らしい素敵な花を咲かせる事ができると私は思っています。
おわりに…
この話は、数年前の私に聞かせたい話です。
小3になった息子が問題行動をとるようになった時期がありました。
嘘、盗み、親の目を盗んで…
とても心配し不安になりました。
その時に、自分を見つめ直し学び直し、このお話と出会いました。
子育てデビューのパパママ、子育て中のパパママ、みんなに知ってほしいお話しです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
あなたとあなたのお子さんにとって幸せな日々になりますように(^^)
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