#32 朝起きれない娘と私の話
こんにちは!
子育ては大変だけど毎日楽しくて幸せ!!
こう思えるお母さんやお父さんを一人でも増やしたい夢をもち、子育てに向き合う日々を応援できるようなサイトを開設したい” ゆでたまご ”と申します。
「ゆでたま奮闘記」を見にきてくださり、ありがとうございます!
朝起きるの得意ですか?
私は苦手でした。
子どもの頃は母に朝から大きな声で怒られ泣く泣く起き、学校に走って行っていた覚えがありますw
今回のお話の主人公は、私そっくりの小1の娘。
朝起きられずにいるお話です。
娘の様子を見ながら私も模索中ですので、ハッキリとした解決策を挙げられるわけではありません。
『 子育て中あるある話 』としてシェアしたいと思います。
・子どもが朝起きない…
・学校や友だちが大好きなのに行けない…
こんなモヤモヤのお持ちの方へ、
「うちだけじゃないんだ…」と感じて頂ければ幸いです。
サクッと自己紹介
私 ”ゆでたまご” は3人の子育てをしている専業主婦です。
10才息子と7才2才の娘のお母さん、子育て10年め。
以前は保育士として先生をしていました。
3人のママとして保育士として経験や知識を交えた子育てのお話などをしています。
最近のプチストレスは2才娘を抱っこした時に静電気で顔に張り付く髪の毛。くすぐったい!
我が家の笑いの神 小1娘
初めに今回の主人公の娘の紹介をします。
・小学校1年生 女の子
・将来の夢はケーキ屋さんとえびふらい(すみっコぐらし)
・給食よく食べる子ランキング堂々の1位。
・字を書くのが苦手(バランスがピカソ級)
・外遊びは友だちと主にごっこ遊び。妖精によく変身。
・習い事の経験なし。
・背の順一番後ろ(近所の同級生に2学期まで3年生と間違えられていた)
・笑い上戸。
・機嫌が良いと無意識にジャンピング。
・機嫌が悪いと全身の力が抜けてアメーバ状になる。
・小さい頃はやることなす事がユニークで我が家の笑いの神と呼ばれた。
朝起きられず格闘の5日間
入学当初から、近所の気の合う友だち2人と時間を決めて一緒に登校していました。
初めはこちらが心配で一緒に歩きたかったのですが、
「お母さんついてこないでー!友だちと行きたいの!」と言われてしまい…
1学期初めは安全に歩けているかストーカーのような付き添いをしていました。
それから2月まで玄関での見送りが主となっていました。
本格的な冬に入った2月頃から「寒い…眠い…」とぐずぐず泣くように。
部屋を暖めても朝ごはんを好きなメニューにしてもダメ。
「パンやけたよ―」「朝ご飯食べるなら起きなー」で喜んで起きてた頃とまるで別人でした。
布団の中で「眠い寒い」と泣く娘に聞くと、
「学校行く」「友だちと行きたい」と言います。
友だちを待たせてしまうし…
学校にできれば行ってほしい…
私は布団を剥がして上着を着せ、脇を抱えて引きずりながら洗面所まで連れていき歯磨きや顔を洗い、朝ご飯を食べさせ、ギリギリ間に合うよう手を貸していました。
でも、背の順一番後ろの娘、かなり重いのです。
べそをかきかき動く気なしのアメーバ状態。
服を着せるのだって一苦労。
脇を抱えられたら、きっと痛い。
ギリギリ友だちと行く時間に出れても気分は上がらず…
2才の寝ているすきに途中まで送っていました。
私だって人間です。
イライラだってするし気持ちがモヤモヤしていました。
口調が強くなることもありました。
でも、学校から帰ってくると朝とは別人。
すこぶる元気になって「明日は起きれる!学校行く!」と笑顔で宣言。
”明日こそは大丈夫かな…?” と淡い期待を胸に朝を迎え…
ぐずぐずの繰り返し。
そんな5日間を過ごしました。
お互いのために…
”このままだと娘にとっても私にとってもストレスだ…”
と感じ、考え出した結論。
『 自分で動いてもらおう 』
私は声をかけるだけ。
無理に動かすのをやめました。
学校に行きたい気持ちはある。
それなら、その行きたい気持ちで
”自分から動けるようになるまで待とう” と。
学校を休んだ1日
前日、布団に入る前に…
お話をしました。
「ごめんね、朝起こされる時痛いよね。
だからお母さんね、もう抱えたり引っ張ったりするの止めることにする。
でも、”朝だよ””〇時だよ”って声だけはお手伝いするからね。
手を出すのを止めるだけ。
もう痛い想いしてほしくないから。
だから、お友だちと一緒にだったり、学校に行きたかったら自分で動いて支度しようね」
こう穏やかに伝えました。
次の日の朝…
予想通り、いつもと変わらず声をかけても起きてきませんでした。
でもそれまでと違い ”焦り” はありませんでした。
・友だちが来てくれたら、私が出て謝り先に行ってもらう。
・遅刻で行くとしても2才娘と学校まで送る。
・欠席になったとしても1週間くらいは休むことになってもいい。
と、腹をくくっていたから。
始終穏やかに、声だけ掛けました。
友だちと行く時間になっても登校の時間になっても、モゾモゾとするだけで起きることはありませんでした。
ただ学校に連絡を入れなければならないので、友だちが先に行って少し経った頃に「行くか行かないか」確認をしました。
その時には「お腹痛い」と言っていました。
8:00頃起床
自然と起きてきました。リビングにてゴロゴロ。
お腹痛い様子もなく、機嫌は良い。
先に起きていた2歳とじゃれながらお母さんと一緒といないいないばぁを見る。
自分で布団を畳み歯磨きをし、朝ごはんを食べる。
2歳がパンを欲しがり、わけっこしている…優しい。
家での過ごし方
遅刻で行くか行かないかの確認をすると、「今日は行かない」と。
家で過ごすにあたっての約束を決めました。
・ 学校に行っている時間はゲームとテレビとYouTubeは、なし。
・ 音読や計算カードやドリルなど、勉強を頑張れたら ”NHK for school (Eテレ専門の動画サイト)” を見て良し。
・ 家の遊びや本、漫画は自由に。外遊びは1日なし。
休ませるならのびのび過ごさせてあげればいいのに…
という声が聞こえてきそう…。
この約束が良いのか悪いのか…わかりません。
学校に行った方が楽しい1日になる
と、思ってもらいたい一心で考えました。
娘の様子
機嫌はすこぶる良かったです。
時間の過ごし方は…
・午前中
私がPCを開いてカタカタしている横で自ら漢字や計算ドリルを頑張っていました。
そして約束通り、”NHK for school” の大好きな ”おはなしのくに” を「懐かし~!!」とニコニコと観ていました。
それを2周くらいした頃、私と2歳が買い物と外遊びへ。
娘はお留守番。
帰宅した時も機嫌が良くて、何してたか聞けば漫画(ワンピース)を読んでいたそう。
・午後
2才娘とソファのクッションを組み合わせて秘密基地を作りごっこ遊び。
小1の ”ごっこの世界” が2才には伝わらないのでw
文句を言ったりする場面もありましたが、大半はキャーキャーと楽しそうに飛んだり跳ねたり楽しそうに遊んでいました。
・夜
絵本を読み、朝について昨日と同じ話をし寝かしつけました。
次の日…
結論、学校行きました。
学校に行くきっかけ
声をかけ起こすといつもと変わらず「眠い寒い」とグズグズしていました。
でも学校行きました。
友だちとは行けませんでした。
起き出したのは待ち合わせ時間の直前。
でも支度はゆっくりでしたが自分で動き、遅刻ギリギリに、私と2才と途中まで一緒に行きました。
この朝を振り返って…
グズグズしていた布団から出たきっかけ…
『 私と息子の会話 』 と、
『 私の声かけ 』
これに反応して自分で動き出しました。
息子は尊敬するくらい朝の寝起きがよいタイプ。
この日は学校であった話をふと思い出したらしく、私にしてくれていました。
その話が面白く、私も息子も声を出して笑っていました。
そして、もう一つ。
『もう友だちと行くのはしばらく諦めてゆっくりお母さんと学校行こうよ』
こう声を掛けました。
友だちと行く早い時間は2才の起床と朝ごはんが重なっていました。
一緒に行きたいという気持ちはあっても、学校まで付き添いきれていませんでした。
これからの私と娘
頭でわかっていたけど…反省です。
親は子どもにとって ” 環境そのもの ”
しかも ” 一番影響力のある 環境 ”
ただでさえ、寒くて眠くて起きずらいのに、お母さんはピリピリしてる…
動きたいけど友だちが来る時間になっちゃってまたお母さんが怒ってる…
こんな悲しい気持ちなのにお母さんと一緒にいられない…
娘はこんな気持ちだったんだろうな…と気づきました。
わかってたんだけどなぁ…
またやっちまったなぁ…
自分の都合優先して寄り添いきれていなかったな…
振り返り、反省しました。
娘の心の声に寄り添って時間をずらし、付き添ったことで…
通学路の中ほどで出会った同じクラスの友だちの所へ走っていきました。
その背中を眺めながら、
「明日朝から、また頑張ろう。」
そう思いました。
おわりに…
いかがでしたか?
私にとっての反省話なので恥ずかしい気持ちもあります。
でも、私の子育てのリアルです。
『 子育てに手遅れはありません。気づいた時が出発点 』
私の好きな言葉です。
・子どもの姿に悩む
↓
・振り返る
↓
・気づく
↓
・反省する
↓
・改める
子育てはこの繰り返し。
問題が大きくても小さくても、変わりない。
そう思っています。
子育ては大変なんです。
家事や自分の仕事もこなしつつ、毎日変わる子どもの姿にアンテナを張り、試行錯誤を繰り返さなきゃいけないから。
今回の私の反省した話はほーんの一例です。
3人育てていたって、
元保育士だって、
山ほど反省して子どもに謝って落ち込んできています。
だからあなたも自信をもって。
失敗しても反省してもいいんです。
胸張って ”子育て” していきましょう。
この話があなたの肩の力を抜く助けになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/
あなたとお子さんが温かい時間を過ごせますように。
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