#40 相づち力って必要だよねって話
こんにちは!
子育ては大変だけど毎日楽しくて幸せ!
そんなママパパを一人でも増やしたい夢をもつ ”ゆでたまご” です!
ゆでたま奮闘記を見にきて下さり、ありがとうございます!
イヤイヤ、自己主張強め、言葉のやり取りができてきた2才娘。
一緒に行動し生活する中で私が意識していること。
『 相づち力 』についての話。
2才だけでなく、対小学生、旦那さんにもこの力は必要だなと感じています。
・ 子どもはパパママに何を求めているの?
・ 言葉が出てきたけど何言ってるかわからない!どうしたら?
・ 子どもの話をどう聞いてあげるのが正解?
こんなお悩みのヒントとなれば幸いです。
サクッと自己紹介
私 ”ゆでたまご” は3人の子育てをしている専業主婦です。
子育て10年め。コーヒーと宅トレ好き。
以前は保育士として先生をしていました。
子どもが大好き。他のお子さんも尊く感じます。
子育ては大変で、疲れて、難しいもの。
でも、楽しくて癒されて幸せな時間です。
満開の桜のように、一瞬で散ってしまう小さいお子さんとの時間。
パパママの笑顔の時間を増やしたい!
そんな想いで3人のママとして、保育士として経験や知識を交えた子育てのヒントをお話しています。
最近爆笑したことは、朝ごはんで用意した長男の食パンに2歳娘の小さな歯形がくっきり付いていたこと。2つも。
同じく笑う長男とパンで記念撮影しましたw
相づち力って?
”相づち” と聞いて 何それ? となる方は少ないでしょう。
goo辞書ではこのように意味づけされています。
あい‐づち【相×槌/相×鎚】 相手の話にうなずいて巧みに調子を合わせること。 引用抜粋 / goo辞書
きっと、子どもといる時や友だちといる時、旦那さんといる時、普段からしていることと思います。
今回私がお伝えしたい『相づち力』 難しいことではなく、すぐに試せる簡単なことです。
抑えるポイントは、 子どもが満足するかどうか です。
子どもが満足する相づちって?
0才1才2才~まだまだ言葉がたどたどしく未熟な時期。
こんな時期に満足ったって…どうするの?
安心して下さい。
お子さんが何を言っているか理解できなくても大丈夫。
もっと言えばあなたの言葉をお子さんが理解していなくたっていいんです。
あなたがお子さんから ”どう見えているか” が大切です。
具体的な方法
何かお子さんが訴えてきたら… 穏やかに「なあに?」「うんうん」「そっかそっか」などと反応する。
そして考えます。
この子は今私に何を分かってもらいたいんだろう? と。
穏やかに反応した後、分かってほしかったことを言葉で言い表してあげます。
例えば…
・ 嬉しかったんだね 悲しかったんだね
・ 楽しかったんだね 眠かったんだね
・ びっくりしたんだね イライラしたんだね
・ 聞いてほしかったんだね
・ 可愛かったね 怖かったね
・ 冷たかったね 温かかったね などなど。
0才のうちはこのような五感や感情を ”聞いてほしい” ”反応してほしい” ということが主ですが、
自我が出てくる1才頃からは…
・ ○○を△△したかったんだね
と、分かってほしいことが細かくなってきます。
”聞いてほしい” だけでなく ”やってほしい” こんな欲求も出てきます。
できるだけ、できるだけでいいんです。
お子さんが満足する ”やってほしいこと” をやってあげて下さい。
親だってわからない時もある!
でも、わかってあげられない時…ありますよね。
言葉が理解できなくて、通じなくて、遊びなどの前後関係を把握していなくて… 多々あると思います。
そんな時私はよく、
「そっかそっか、そうなんだねー」 と
良い意味で当たり障りなく ”わかったふり” をしています。
ポイントは、わかる範囲で寄り添い穏やかに です。
”ぼく(わたし)のはなしをきいてもらえた” という、 欲求が満たされるような表現をこちらが出来ていれば良しとしています。
毎回ではないですよ?w
でも、たいていの場合、満足してくれて自分の遊びに戻っていきます。
泣いて泣いて怒って怒って
とはいえ、 疲れ や 眠さ や 空腹 や 体調不良など が根っこにある時、 分かってもらえないと ”わかったふり” では満足してもらえないことも。
全力でわかってほしいーーー!と猛アピールしてきますよね。
数時間も泣き続ける…そんな時期もあると思います。
でも大丈夫。
自分のせい…なんて責める必要はありません。
パパママさんだって人間です。
全て完璧なんて無理無理!
そんな時私は、
「ごめんね、お母さんわからないや」
「わかってほしかったね」
「うんうん、ごめんごめん」 と、ギューっと抱っこしていました。
それでもおさまらない時は、 安全な自宅や公園などで思い切り ”怒り” を表現させていました。
言葉で寄り添って見守っていれば、必ず落ち着く時が来ます。
泣き疲れたり、こちらに心を開いてくれた時にはギューッと抱っこして、
「いっぱい泣いて疲れたね。○○(お子さんが好きなこと)しよっか」 と、次の行動に気が向くように声をかけました。
泣きわめく我が子を目の前に、大変かと思います。
ですが経験上ここで一緒に ”怒って” しまうと、長引かせてしまう原因になります。
ご自分のためにもお子さんのためにも、冷静に淡々とできるなら”穏やかに”関わってあげて下さい。
おわりに…
偉そうにお話してきましたが、この私にだって、自宅や公園、スーパーなどで泣きわめく子どもに怒ったりイライラしたり…してきました。
相づちなんて気にもしてこなかったし、何か訴えられても「今無理!」とか言い放っていたことも多々あります。
経験してきたからこそ、振り返ってお話できるんです。
最初から完璧な親なんていません。
子どもの年齢しか親の経験していないのですから、うまくいかなくて当然です。
どうが自分を責めないでくださいね。
今回のお話 『相づち力』
お子さんが何か訴えてきた時。
「できないよ!」「やめて!」 の前に、
「そっかそっか、○○なんだね」 と、相づちを打ってみて下さい。
お子さんの反応が変わるかもしれません(^^)
最後まで読んで下さりありがとうございました。
あなたとあなたのお子さんのヒントとなりますように…
2022.3 ゆでたまご