#43 気づいてる?親と子のつながり
こんにちは!
子育ては大変だけど毎日楽しくて幸せ!
そんなママパパを一人でも増やしたい夢をもつゆでたまごです。
ゆでたま奮闘記を見にきて下さり、ありがとうございます^^
優しい子になってほしい。
挨拶できる子になってほしい。
などなど、こんな子になってほしいな…と想い日々子育てなさっていることと思います。
私もその一人。
今回は私の隠したい黒歴史を思い切ってお話しします。
そして、子どもは親を鏡で映した姿だよ という話をしたいと思います。
サクッと自己紹介
私 ”ゆでたまご” は3人の子育てをしている専業主婦です。
子育て10年め。コーヒーと宅トレ好き。
以前は保育士として先生をしていました。
子どもが大好き。他のお子さんも尊く感じます。
子育ては大変で、疲れて、難しいもの。
でも、楽しくて癒されて幸せな時間です。
満開の桜のように、一瞬で散り去ってしまう小さいお子さんとの時間。
パパママが笑顔の時間を増やしたい!
そんな想いで3人のママとして保育士としての、経験や知識を交えた子育てのヒントをお話しています。
簡単な手作りおやつが得意。15分あればミニ蒸しパンが沢山つくれますw
言葉や態度ベスト1を考えてみる
あなたはお子さんに普段どんな言葉を向けていますか?
どんな態度を表していますか?
その中で一番多い言葉や態度ってなんだろう...考えたことありますか?
ここを振り返り具体的に思い浮かべることで、
自分が子どもからどう見えているか 知ることができます。
そのあなたの姿は、お子さんに将来なってほしい姿ですか?
子どもにこうしなさい、ああしなさいと言うより先に、自分で振る舞う方法が一番の近道。
いーよを言ってほしい子になってほしかったら、あなたがいーよと言葉をかけ続ければいい。
ちょっと耳が痛い話かもしれませんが、大丈夫。
きっと一番、私が痛い話です。
私の黒歴史
私が少し前まで息子に多くかけていた言葉。
それは 「無理」 と 「やらないで」 でした。
そして一番多く表していた態度。
それは 「怒り」 でした。
長男が3~4才頃、
ちょうど、妹が生まれてのお世話に手を取られ、自分自身の体やメンタルも大変な時。
長男には何かと我慢させることが多くなっていました。
息子の態度から言いたい事ややりたい事がわかって、
「えー今無理だよー」「それやっちゃダメ!」と、言葉を向けていました。
仕方ないなぁ...と息子が望むことを結局やらせてあげることもありました。
でも最初のひと言はソレでした。
寝不足や疲れがたまり、めんどくさい…そんな気持ちもありました。
息子は、ねんねで無抵抗の娘の耳を引っ張ったり、つねったり、のしかかろうとしたりすることもありました。
私が不安定なためにそのような行動がサインとして表れていたのかもしれません。
でも、息子は初めて見る赤ちゃんが気になっていただけ。
ただ触れてみたい、泣いてるから泣き止ませてあげたい、こんなことをしたらどんな反応するのかな…
そんな優しさや好奇心からの行動だったと思います。
3才の子どもなら当然ですよね。それが健全です。
でも、気持ちも体も余裕のない私は感情に振り回されるがまま
「何してるの!?」 と、声を荒げていました。
そして… ここが私の最大の後悔。
「目には目を」方式をとっていたこと。
つねった時にはつねり返し、のしかかった時にはのしかかり、
「どう!?痛いし怖いのわかる!?」 と、教えていたこと。
私も必死でした。
無抵抗の娘を守りたかった。
息子が誰かを傷つけるような子にしたくなかった。優しい子になってほしかった。
赤ちゃんの娘が可愛い反面、言うことを聞いてくれない息子にイライラがつのるばかり。
我が子なのに可愛く思えない…そんな時期でした。
時は立ち、今息子は小4。
息子を知るママ友から、優しい、しっかりしている、明るくて素直。
などと言っていただけます。
私も、純粋でまっすぐ、思いやりのある子に育ってくれている、そして兄として人として頼もしくなったな…
親ばかですが、そう思います。
ですが、この6年間、本当に色々なことを経験してきました。
『問題行動』と言い表される行動。
・ 財布からお金を盗む ・ スーパーから品物を盗む ・ 嘘をつく ・ 隠し事をする ・ 友だちにケガをさせる…
何度も頭を下げに行ったし、何度も怒り、話して聞かせわかってもらおうとしました。
繰り返し伝えればきっとわかってもらえる、こんな行動をとることはなくなる…
そう思っていました。
でも… このような問題行動は心のサイン。
気づいていました。
でも心もどこかで違うって思いたかった。
だって私は保育士だったし、子育てできてるって思っていたかった。
時間もたっていたし…
だから…認めるまでに時間がかかりました。
息子への小さい頃の関わり方による心の傷が、大きな原因と。
親が変われば子どもも変わる
暗い話になってしまいましたね。すみません。
何をお伝えしたかったかというと…
はたから見たら優しそうなママ、子どもも明るくて健全。
順調で子育て上手…なんて言って頂けることのある私にも、このような黒歴史がある、ということ。
では、それから今まで何が変わったか…
私の振る舞いを変えました。
最初にお話ししたこと、思い出してください。
・ あなたはお子さんに普段どんな言葉を向けていますか?
・ どんな態度を表していますか?
・ その中で一番多い言葉や態度ってなんだろう...?
これに向き合いました。
そして、
・ ”私がなりたいお母さん” ”子どもになってほしい姿” を考えました。
・ 自分の振る舞いに取り入れるようにしました。
私だって人間です。
そんな1日2日で変わりません。
行動を変えるのには時間がかかります。
思考が変わるには、もっと時間がかかります。
でも、結果。
私が変わることで息子も変わっていきました。
まだ、変わっている最中です。
最初は ”理想のお母さん” を演じるつもりで振舞いました。
・ 下がっていた口角を上げるように意識。
・ 子どもに掛ける最初のひと言をなるべく「いーよ」に。
・ 怒りを感じている自分に気づき、付き合い方を学ぶ。
大きく意識し変えたのはこの3つ。
変わってきた今、言えること。
親が変わると 子どもも変わる。
子どもは親を鏡で映した姿。
おわりに…
子どもに対する振る舞いを意識しだして数年。
今、3番めの2才娘と日々過ごしていますが、息子の時とは全く違う振る舞いをしている自分に驚きます。
あの時と環境は違います。
産後の不安定な体や心ではないし、赤ちゃんがいるわけでもありません。
環境のせい、仕方なかった… そうかもしれません。
でも… 後悔がある今。
息子が可哀相でなりません。
ごめんね、あの時は。辛かったね…
そう思いながら、今大きくなった息子と関わっています。
子は親の鏡
・ 親の心の状態は、子どもの心の状態です。
・ 親の振る舞いは、子どもの振る舞いです。
・ 親の言葉は、子どもの言葉です。
その意識を根っこにもって、パパママにお子さんとの日々を笑顔で過ごしてもらえたら、お子さんもあなたもきっと楽になる、そう思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
お子さんと穏やかで素敵な時間を過ごせますように…^^
2022・3 ゆでたまご