#45 こんな怒り方していませんか?
こんにちは!
子育ては大変だけど毎日楽しくて幸せ!
そんなママパパを一人でも増やしたい夢をもつゆでたまごです。
ゆでたまブログを見にきて下さり、ありがとうございます!
私は3人の子どもたちと暮らしています。
なので「怒ること」沢山あります。
長男を授かり、長女次女を授かり育て…10年ともなると、もう何千回怒ったかわかりませんw
下の記事で触れましたが「しつけ」のつもりで「怒って」いた私。
時には、荒い言葉、叩く、ご飯抜き!なんてこともしていました。
>> 気づいてる?親と子のつながり(私の黒歴史の触れています)
子どもの虐待のニュースが他人ごとに思えませんでした。
そんな子育て中なら日常的な「子どもを怒る」こと。
これから紹介する、
怒り方の5パターン と もう1つの話 を聞いて私は「マジか…。」と思いました。
怒っているつもりのない日常的な言葉でも、子どもは「怒られている」と感じているかもしれない。
そんな怒り方、していませんか?
サクッと自己紹介
私 ”ゆでたまご” は3人の子育てをしている専業主婦です。
コーヒーと宅トレ好き。
以前は保育士として先生をしていました。
子どもが大好きで他のお子さんも尊く感じます。
子育ては大変で、疲れて、難しいもの。
でも、楽しくて癒されて幸せな時間です。
満開の桜のように、一瞬で散り去ってしまう小さいお子さんとの時間。
パパママが笑顔の時間を増やしたい!
そんな想いで経験や知識を交えた「子育て笑顔のヒント」をお話しています。
最近の癒しは、梅や河津桜を見かけると2才娘も「はるだぁね~」と言うようになったことw
「怒り方」の5パターン
ぜひ自分の言葉かけと照らし合わせて読んでみてください。
● 否定
例えば…
・ はやくしないとダメ
・ 手を洗わないとダメ
・ ゲームばっかしてないで…
・ 宿題やってないよ
● 問い詰め
例えば…
・ なんで○○しないの
・ どうして○○なの?
・ 何度言ったらわかるの?
● 罰則
例えば…
・ ○○しないとおやつ抜き
・ ○○だからおこづかいなし
・ ○○だったら捨てるよ
・ ○○しないとゲーム禁止
● 比較
例えば…
・ お友だちは○○なのにあなたはできないのね
・ 妹の方が○○できているよ
・ 赤ちゃんでもできるよ
● 人格否定
例えば…
・ 意地悪な子だね
・ 情けない子
・ 頭悪いんじゃないの?
・ どうせあなたには無理
・ 信用できない
・ 卑怯者だね
・ 役に立たない子
怒り方をパターン化すると、この5つに分けられます。
この言葉たちをかけられたお子さんは、
「怒られている」「否定されている」と感じています。
私自身、書いていても耳が痛くなります。
特に良くない「人格否定」パターン。
もし自分がこのような言葉を大好きな人から言われたら…ズーン。激しく傷つきます。
子どもの小さな心にもきっと深く傷がつくことでしょう。
私のように「これ言ったことある…」と気づいたパパママさん。
大丈夫です。
その「マジか。」という気持ちがある時点でお子さん想いの素敵なパパママです。
お尻ぺんぺんくらいならいい?
「体罰は良くない」
この話はもう多くのお母さんにある考えではないでしょうか。
私も「体罰は良くない」と思っています。
でも… 「小突く」「頭を叩く」「力を入れて抱っこする」など、
何度言ってもわかってもらえない時 や 外で人の目が気になる時 などのシーン。
言葉で言っても通じない時 つい手が出てしまっていました。(反省)
親がどんな形でも手を出すことは、
お子さんに 理由があれば手を出していい と教えています。
「 痛くないようにしてるから… 」
「 後で抱きしめたりフォローするから大丈夫 」
「 相手の痛い気持ちを知るため 」
「 ○○したら叩くからね、と言ったから 」
このような理由をつけて少しくらいなら…と、私は思っていました。
でも、繰り返しますが 理由があるなら手を出して良い と教えてしまっていたんです。
息子は小4、旦那さんや私に「お疲れさま、いつもありがとう」と手紙やおやつを分けてくれる心の優しい素直で明るい少年に育ってくれています。
でも、小さいころにそう私に教えられてきた息子は、今でも小1の妹にだけしつこいちょっかいをかけ続けています。
「そんなの兄弟だから、こーゆー性格だから仕方ない…」とも、思う自分もいます。
でも…
小さい頃に体験していた
「理由があるなら手を出していい」という私のお手本
が、関係していると私は思い申し訳ない気持ちになります。
私は今35才。
親世代は、叩かれてしごかれる指導やしつけが今より多かったかもしれません。
その親に育てられた私たちも、叩かれることがあったかもしれません。
私自身も記憶にあります。
だから私には「自分も叩かれてきたから少しくらいならいい」
そんな思いがどこかにありました。
手を出される経験が多ければ多いほど、
自分以外はみんな敵。自分を守らなければ…!
と
攻撃的 になります。
自分は親から愛されていない…と感じ、
気を引きたくて親に心配をかける行動
をとようになります。
それは、上で挙げた「怒り方」の言葉をかけ続けられ、心を傷つけられた子にも言えます。
「しつけ」に「手を出すこと」は必要ありません。
極論、戦争の考え方と同じ。
親の私たちが お手本 となって
どんな理由があっても手を出してはいけない事 や、
子どもを肯定しながら伝えられる方法 を、
伝えていかなければならないと思っています。
おわりに…
「怒り方」には5パターン。
・ 否定 ・ 問い詰め ・ 罰則 ・ 比較 ・ 人格否定
親が子どもに手を出すことは
・ 理由があれば手を出してもいい と教えていると同じ。
こんなお話をしてきました。
先ほども触れましたが、この話を聞いて「マジか。」と思ったパパママさん。
その気持ちがあるということは、十分お子さん想いの優しいパパママです。
「怒り方」のパターンを知ることで「気づく」ことができました。
しつけには「怒る」必要はありません。
「冷静に間違いを教え、どうすれば良かったか繰り返し伝えればいいだけ」 なんです。
子育てに手遅れはありません。
気づいた時が出発点。
子は親を鏡で映した姿です。
親が変われば間違いなくお子さんも変わります。
子育ては、難しく、大変で、疲れるもの。
でも楽しくて幸せな限られた時間です。
一緒に喜んだり癒されたり、反省したり落ち込んだりしながら楽しんでいきましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あなたとあなたのお子さんにとって笑顔あふれる日々が流れますように…!
2022・3 ゆでたまご
<参考文献>